遺書

息してる証明に綴る ASD女性のブログ

ADHD夫とASD妻の私、離婚成立

先日、離婚が成立した。

驚きの早さだった。

 

私と元パートナーである彼は、4年前にひょんなことから出会い、

3年前にこれまたひょんなタイミングが合い、

お互いに結婚適齢期だったのでじゃあよろしくお願いします、ということで結婚に至った。

多分人の話を聞いてみても珍しいタイプの結婚で、

交際期間は0で友達期間1年ほどからのことだった。

 

詳しくは相手のことがあるので割愛するが、

相手はADHDで私はASDであり

お互いに障害・持病があるので、

その理解があるということが大きかったし

私は自分に自信がなかったので

受け入れてもらえた嬉しさもあった。

 

まあ衝動的な行動でもあるし、

私は当初から「まあ三年間やってみよう、ダメならすぐ離婚しよう」という気持ちがあってからの結婚だった。

ふつうはそれを交際期間に済ませて結婚に至らないものという点が頭から抜けており

相手からの強い強迫観念のような押しもあり、

ひとまず結婚しないとダメなんだ、と思い込まされていたかもしれない。

 

一年目、様子見ながら共同生活

二年目、こらだめだいつ切り出そうか

三年目、もうそろそろ切り出すタイミングだな、腹括ろう

 

こんな気持ちで生活をしていて、

私は昼夜逆転、夜も上手く眠れなくなりストレスでハゲが治らなかったり、

胃にポリープができたり、肌荒れが治らなかったり、自律神経なんか

とにかくいろいろな体の不調が出ては治療をし、

相手のことは嫌いではないが、これ以上一緒に生活したら本格的に嫌いになるし

とてもではないが暮らせないとなったので

離婚を切り出して、別居して、数か月が経ったところであった。

 

私は弁護士の面会予約をいれ、どのくらい離婚するのに時間やお金がかかるかなんてことを聞きに行った。

そうしたら短くて何もなく半年、私のケースだと一年や二年は見ておいた方がいい、

なかなか大変そうな相手だね、なんて弁護士が言うのだ。

 

通院している病院の主治医にも離婚問題があることを伝えているが、

主治医もいや大変だね早く片付くといいねなんていう。

 

そらそうだよな~なんて過ごしていた。

しかし、それまでは相手の方が納得できないと執着していたのに

ある日突然いいよと離婚してくれたのだ。

どんな心境の変化があったのかはわからないが、まず離婚してくれたのだ。

どう祝おうか、離婚できたことが実感でき始めてから私はようやく喜べた。

 

ちなみに相手は別居中実家に滞在していたが、家族の女性陣にしこたま怒られ、

全員私の味方になり、私の立場になって物申してくれていたそうだ。

ありがたいけどもっと早くやってほしかった・・。

 

これからもしばらく付き合いはあるが、

なんとか自分の気を落とし過ぎないように適度に付き合ってサヨナラしたい。